特に使い方を説明する必要もないかもしれませんが、今まで通り環境変数で
JLESSCHARSET=japanese-euc
として使用すれば、入力が UTF-8 の場合も自動判別して EUC-JP に変換して表示します。同様な感じで
JLESSCHARSET=japanese-utf8
とかすれば入力の日本語文字コードを自動判別して UTF-8 に変換して表示します。
他に環境変数 JLESSUTFWIDTH という機能を追加してユニコードの文字幅を変更できるようにしました。
JLESSUTFWIDTH=normal …… ユニコードの通常文字幅
JLESSUTFWIDTH=cjk …… ユニコードのCJK字幅
JLESSUTFWIDTH=ja …… 日本語の互換文字幅(EUCやSJIと同じ幅)
mlterm や xterm で使用する場合は設定によって normal や cjk を、先の kterm パッチと併用する場合には ja を指定しておくと良いでしょう。
その他の細かい点が気になる人は README.ext.jp を読んでください。
このパッチを作成した理由ですが、UTF-8 とその他の日本語文字コードを同時に使いたい時は PAGER として lv とかを使っている人が多いのかと思います。
私はもう手が less の多機能に慣れてしまっているので、less と jless を状況によって使い分けたりしていたのですが面倒になったのでパッチを作成しました。
あと前に書いユニコードの文字幅問題があって、オリジナルの less は UTF-8 の文字幅として、ユニコードの通常文字幅のみを前提にしていという問題に対応したいといのもありました。
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